CMOSカメラ用光害カットフィルターの効果2019年11月26日

CMOSカメラ用の光害カットフィルターが届きました。

先日上京した際に KYOEI TOKYO を訪れ、いろいろ話を聞きました。Webページに IDAS の光害カットフィルターが在庫限りで安くなっていたので購入を考えていたんですが、相談して考えを変えました。

IDASの光害カットフィルターは、市街光の他に赤外域をカットし、赤外カットフィルターを外す改造デジカメにも対応しているのがウリみたいで、透過率グラフを見てもそのようになっています。

しかしこのフィルターが在庫限りになっていたのは、IDASが従来の市街光だけでなく、最近流行の白色LEDの光もカットできるフィルターに移ったからなのだそうです。新しいフィルター「Night Glow Suppression filter NGS1」の透過率グラフは次の通り(KYOEI TOKYO のサイトから)。灰色の線が迫力LEDのスペクトル曲線で、青色LEDの緩やかなカーブとオレンジ色のピークがあることが分ります。

今持っているCMOSカメラは ASI290MC と ASI183MC。それぞれ望遠鏡に取り付け方が違います。そこで、どちらにも使えるよう、コマコレクターに付けられる φ52mmのフィルターを購入。さらに、手持ちの初代コマコレクターはフィルターを付けられるモノではではなかったため、コマコレクターも新たに購入(^^;

  新たに購入したコマコレクターと、光害カットフィルター

φ52mmのフィルターなので、カメラレンズに付けて撮ってみました。何とも不思議な青い空になって、どうにも処理できません(^w^) そもそも広写野用のフィルターじゃないので、当たり前ですね。

  28mmレンズに付けて、東から昇ってきたおうし座を撮影。
  プレアデスやヒアデス星団が蚊投じて見える。

  上に光害カットフィルターを付けて撮影したもの。
  中央と周辺で色具合が大きく違うので、画像処理でどうにかなるモノじゃない。

ところで、飛行機雲が長く、湿気の高い星空の中、フィルターの効果を確認する試写のためにでかけたのですが・・・

まず、何度も撮ったM27をフィルター無しと有りで撮ったハズなんですが、1枚しかPCに保存されておらず、フィルター有り/無しのどっちか分りません (+_+; たぶん、無しだと思います。


低空のために市街光の影響が大きいらせん星雲。これもフィルター有り/無しを撮ったハズなのに、フィルター有りしか保存されておらず。

   NGC7293 = らせん星雲、光害カットフィルター有り、Gain=400、30sec

  上の画像のカラーバランスを調整したモノ。
  星雲はそれなりに写っているけど、恒星がピンク色になっている。

  撮影時の SharpCap の画面。カラーバラmスが思いっきりズレている!

さんかく座M33銀河は、フィルター有りしか保存されてなかった。

  M33 さんかく座銀河、光害カットフィルター有り、Gain=400、30sec

上をカラーバランス調整したもの。


それにしても、-2℃(車の温度計)での天体観望はツライ。望遠鏡の鏡筒を触ると、霜が付いていた! 鏡筒の霜は写真に良く写らなかったので、車の霜を撮ってみた。

  フロントガラスの上の霜

  リアワイパーの霜

これからの時期は、寒さや霜の対策をしないといけないなぁ。

UV/IRカットフィルターで月を撮影2019年11月15日

惑星カメラは紫外域にも赤外域にも感度があるため、屈折望遠鏡やカメラ用レンズを使うと、ピント位置がハッキリせず、像がぼやけてしまいます。そこで活躍するのが、UV/IRカットフィルター。

AstroArtsのオンラインショップで販売している 「マルミ UV/IR カットフィルター」

  ASI290MC の感度曲線(RGB)に、UV/IR フィルターの透過曲線(黒)を重ねたもの


「大は小を兼ねる」ということで、φ77mm を購入。いろんな径のレンズを持っているのもので。


これに、52mm→77mmステップアップリングを付けて、径52mmの200mm望遠レンズに取り付け、月を試写。

  星図ソフト Guide で確認した ASI290MC での月の写野(北が上)

  実際に撮影した写野 (天頂が上)

  スナップショットで撮ったもの
  Gain=250、1/8000sec で撮ったものの、ピントが甘甘(+_+;

  動画撮影して、コンポジット&シャープ処理したもの
  まあまあかな。

月も、数百フレーム撮って、スタック等の処理すると、なんか良さげ。

今夜の収穫2019年09月04日

今夜は、GPVでもWindyでも曇りの予報だったが、イイ天気に。でも飛行機雲が長いので、やはり曇るようだ。でも晴れたので、一応出陣。ただ、近場へ。


出発の際、何か忘れ物をした気がしてしょうがない。必要な機材はまとめているので、全部車に積んだハズ。でも何か忘れて家へ戻るような気がしてしょうがない。こんな気持ちになるときは、出かけても家に戻る羽目になるケースが多い。

現地に着いて望遠鏡を組み立て、コントローターの電源を入れたら・・・ 入らない! バッテリーへの接続ケーブルが切れていた! 応急処置で直らなかったので、結局いったん帰宅した。もちろん機材を車に戻して。予感的中です。うれしくないケド。

再び現地に戻って望遠鏡を組み直して天体鑑賞&撮影。薄雲で透明度が良くない。あと、やはり湿気がスゴイ。

  惑星カメラに対角魚眼レンズを付けて撮影。
  空全体に薄雲がかかっている。中央やや右が夏の大三角。

今夜の収穫。
おおぐま座銀河 M101、暗い。
 Binning=2
 Gain=450
 Exposure=4sec
 jpegファイルを60枚コンポジット
  極軸がちゃんと合ってなかったため、南北にズレた

  カラーバランスとヒストグラムを調整

りゅう座の銀河 M102、初めて導入。横を向いた銀河を自分の望遠鏡で初めて見た。
 Gain=450
 Exposure=1sec
 avi 100フレームをコンポジット

ヘルクレス座 M13、一応撮った。
薄雲がかかってるので、背景でカラーバランスを調整すると星の色が消えた。
 Gain=450
 Exposure=1sec
 avi 100フレームをコンポジット

いつも撮影に使っている20cm反射の他に、天体導入に使っている D=50mm、Fl=420mm屈折望遠鏡でもM13を撮ってみた。
 Gain=450
 Exposure=1sec

当然ながら、口径が違いすぎて、球状星団の写りが全然違います。それにしても、東側の7等星が明るすぎ。星図で確認すると、スペクトル型K2の赤い星。惑星カメラは赤外の感度が高いので、明るく写っているようだ。

メシエ天体、大収穫2019年09月01日

昨日(8月31日)は夕方からほぼ快晴に! 久しぶりに星空に恵まれそう。GPV予報でも、Windy予報でも晴れとのこと。幸いに明日は仕事が休み。これは星見に出かけるっきゃないっしょ!
もっとも自宅周辺は高い湿気でガスがかかること必死なので、少しでも標高をかせがないと。
ということで、いつもの、八甲田山方向の観測地へ出撃!

望遠鏡や惑星カメラのセットを終えた頃になると、西から雲が続々やってきます。北西の青森市方面では時折稲光も。津軽地方は天気が悪いみたいです。それでも天気予報を信じて待つと、21時頃には晴れ間が拡がり、22時頃には期待通りの快晴になりました。

  ASI290MC に魚眼レンズを付けた SharpCap の画面

晴れに恵まれたので、いろんな天体を導入し、観望&撮影することができました。がんばって午前2時前までの4時間ほどで14個のメシエ天体を収穫できました!

  一晩での収穫したメシエ天体

21:22
  M11 たて座 球状星団 

21:32
  M26 たて座 球状星団

21:57
  M92 ヘルクレス座 球状星団

22:07
  M71 や座 球状星団

22:16
  M27 こぎつね座 惑星状星雲(亜鈴状星雲)

22:32
  M56 こと座 球状星団

22:36
  M57 こと座 惑星状星雲(リング星雲)

22:47
  M29 はくちょう座 散開星団

22:56~23:06
  M39 はくちょう座 散開星団
   大きい星団で、1コマに入らなかった。思いつきで分割撮影

23:16
  M15 ペガスス座 球状星団

23:22
  M2 みずがめ座 球状星団

23:41
  M72 みずがめ座 球状星団

23:53
  M103 カシオペヤ座 散開星団

24:06
  M76 ペルセウス座 惑星状星雲

一晩で14個ものメシエ天体を収穫できると、満足しきりですなぁ~

掩蔽観測の予行演習2019年08月19日

昨夜は久しぶりに晴れに恵まれたので、22日夜の((3200)Phaethonによる恒星食の予行演習を行いました。といっても、目標星の12等星をカペラを基準にスタートして導入できるかと、実際に惑星カメラで1/15秒または1/30秒のシャッター速度で撮影できるか、です。

ただ、カペラが昇って撮影できるようになるのは23時以降。そこで22時頃に、近くの星見の場所へ出かけ、まずは月の分割撮影をしてみました。

Binning=1
Capture Area=1936x1096
Gain=24
Exposure=0.002  = 1/500秒


それぞれ1000フレーム撮影したものをコンポジットし、ICE でパノラマ合成、SI8 でヒストグラム等調整。

  クリックで拡大。オリジナルサイズ(2584×2644)

23時を過ぎるとカペラの高度も20°を超え、目標星を導入できそうになりました。

  カペラから目標星までの導入経路。四角はASI290MCの写野。

  1枚目

  2枚目

  6枚目

  8枚目

  11枚目 目標星の周辺 (クリックで拡大)

  写野拡大。目標星と、写っている星の光度。

   撮影した500フレームをLimovieで光量を測定。
   高度が20°と低いので暴れているが、明るさは充分。

こうして、用意した導入用各フレームの星図で目標星を確実に導入できることが確認できました。さて、私は21日夕方に北海道に渡ります!

惑星カメラで星雲・星団の撮影 第2夜2019年08月02日

昨夜も続いて晴れに恵まれたので、再び山方面の観測地へ遠征。
再び、20cm反射(f=800mm)に惑星カメラを取り付けて、ファインダーで天体導入します。なので、位置の知っている明るい天体しか入れられないけど。

最初は、りょうけん座M51子持ち銀河。北斗七星の端の星、おおぐま座ηからたどって導入します。
 Binning=1
 Gain=600
 Exposure=1  = 1sec

ビニング1、ゲイン最大の1秒露出でこんな感じに見ることができます。リアルタイムで銀河の腕が見られるのはちょっと感動! これを120フレーム(3分)撮影して、Registaxでコンポジットしてみました。

  (クリックで拡大) 1936×1096

ゲイン最大で3分も露出をかけると、子持ち銀河の腕がハッキリと浮かび上がりました。ただ、ゲイン最大なので、ノイズがすごく写っています。


このノイズを消すには、一般に、同じ条件で撮影したダークフレームを作って減算するワケですが、「メジアンフィルター」をかけると消えると知人から教わりました。Photoshopだと、「ノイズ」→「明るさの中間値」でパラメータを 1 にすると近傍8ピクセルでの異常値がなくなるののでピクセルノイズを消すことができるのだそうです。さすがフォトショ! でも持っていないので、フリーソフトの GIMP でやってみました。「フィルター」→「ぼかし」→「メジアンぼかし」。やってみると、デフォルトの Radius が 3 だったので、ピクセルノイズがごそっと消えてくれました!


こうしてノイズを消した画像を、SutellaImage でヒストグラム調整。ただ、jpeg ファイルなので、少ししかいじれません。

  (クリックで拡大) 1936×1096

続いて、さそり座M4球状星団。以下の設定で 120フレームを撮影、Registax。
 Binning=1
 Gain=600
 Exposure=0.5  = 1/2sec
  (クリックで拡大) 1936×1096

いて座に向けて、M22球状星団。
 Binning=1
 Gain=600
 Exposure=0.25  = 1/4sec
  (クリックで拡大) 1936×1096

同じ設定で、いて座M28球状星団。
  (クリックで拡大) 1936×1096

同じ設定のままで、いて座M8干潟星雲。やはり暗い。

この設定では星雲には暗いので、1秒露出に。100フレームをRegistax。さすが、デカイ!
 Binning=1
 Gain=600
 Exposure=1  = 1sec

これと同じ設定で、M20三裂星雲。

星雲には1秒露出だと短いようです。

次は三裂星雲のすぐ北の、M24散開星団。設定は同じで、1秒露出を100フレーム コンポジット。

次に、その北にある星雲を入れようとしたのですが、初めて探したので、手間取り、でもなんとかM16散光星雲。これも同じ設定で、1秒露出を 100フレーム コンポジット。星雲が辛うじて見えます。

そこで2秒露出で100フレーム撮影。SharpCap は、1秒露出までは AVI で保存。しかし2秒以上だと jpeg のスチールで保存します。でも Registax では簡単にコンポジット。100フレームをコンポジットし、StalleImageでヒストグラム調整&シャープ処理。


おおぉぉぉ! 創造の柱が見える!

反射望遠鏡だと写野が狭く、大きい星雲などは写せません。そこで試しに、50mmカメラレンズを付けてみました。写したのは、こと座ベガと、こと座の北半分と南半分。
 Binning=1
 Gain=500
 Exposure=0.5


そこそこ面白い画像ですが、全体的に滲みがスゴくて、M57星雲も痕跡しか見えません! レンズのピント位置が全く違うので、その影響か?

ちょうど良い画角なので、北アメリカ星雲。100フレームコンポジット&SIでヒストグラム調整。
 Binning=1
 Gain=500
 Exposure=2

とにかくニジミがスゴイ! あとピクセルノイズもにじんでいる様子で(ナゼ?)、ボカシで消せません。

とりあえず、いろいろ試してみました。

惑星カメラで星雲・星団の撮影2019年08月01日

昨夜はきれいに晴れてくれたので、いつもの山方面の観測地へ遠出し、ASI290MC で撮影。

まずは木星。といっても f=800mm の反射望遠鏡なので、トリミングの拡大撮影ですが。
 Binning=1
 Capture Area=800x600
 Gain=300(Auto)
 Exposure=0.25  = 1/4sec

 Exposure=0.002  = 1/500sec

動画で見ると2本の縞模様が見える気もするのですが、まぁムダなあがきですね。

木星を撮ったら、近くのさそり座M4球状星団。6秒の動画を Registax、ステライメージでヒストグラムの自動調整&シャープ処理。(以下、同処理)
 Binning=2
 Capture Area=1936x1096
 Gain=500
 Exposure=0.5  = 1/2sec
  (クリックで拡大)

アルビレオ。今回はカラーで。でも色があまり出ないな。
 Binning=2
 Capture Area=1936x1096
 Gain=500
 Exposure=0.033333  = 1/30sec

ヘルクレス座M13球状星団。
 Binning=2
 Capture Area=1936x1096
 Gain=600
 Exposure=0.25
  (クリックで拡大)

こぎつね座M27亜鈴状星雲。
 Binning=2
 Gain=600
 Exposure=0.25

動画をPC画面からキャプチャーしたもの。ライブではこのぐらいしか見えません。

これを500フレームコンポジットし、レベル調整するとこんな感じに!
  (クリックで拡大)

いやぁ、惑星カメラでの電視観望&撮影は、なかなか面白い!

とはいえ、課題もあります。
如何せん、写野が狭く、800mm直焦点でも、5mmアイピースと同等の範囲。


今は反射望遠鏡の接眼部に惑星カメラを取り付け、ファインダーだけで天体を導入しているので、見慣れた天体しか導入できずにいます。実際、M27をアルビレオから導入するのに かなり時間がかかりました。天体の導入を簡単に行えるような環境整備が必要です。

惑星カメラで恒星等の試写2019年07月31日

昨夜は、やや透明度は悪いものの晴れたので、引き続き惑星カメラ ASI290MC の試写。今回は遠出はせずに、近場で新しい場所を探索。すると町営運動場の駐車場が、周囲の灯りが入らず、良い場所であることを発見。近くにトイレもあって便利。もっとも和式便座だったのがチト難(^^;

20cm反射望遠鏡に ASI290MC を付け、まずは土星から。

Binning=2
Capture Area=1936x1096
Colour Space=RGB24   = カラー撮影
Frame Rate Limit=30 fps
Gain=533
Exposure=0.033333    = 1/30 sec



とりあえず動画からPCの画面キャプチャー。2ビニングなのでノイズが多いが、動画で見ると結構きれいに写っています。これをスタッキングしてみました。
初めは Stella Image の動画スタックを使ってみたのですが、ガイドずれをそのままスタックするので、恒星像が線になってしまいました。

  StellaImage で動画スタック

そこで、動画のスタッキングならこのソフト!という、Registax 6 でスタックしてみました。さすが動画スタックソフト。動画のフレームの中から、像の移動などを検出して、使えるフレームだけスタックしてくれます!

  1/30sec で撮影し1000フレームの動画から 700 フレームをスタック
  14等星まで写っているのが確認できます。

  共に、Registax でスタックした後、StellaImage でヒストグラム調整とシャープ処理



  アルビレオ。1/15sec、白黒。なんで白黒にしたんだっけ?

  ベガ。1/8sec、白黒。

  こと座ベータ星。4重星。1/8sec、カラー。

  上の目印の2星から南へ移動して、こと座リング星雲。
  2ビニング、ゲイン500、1/8sec。動画を PC画面キャプチャ。

  上の動画を撮影中に、何か設定を変えた 10フレームをコンポジットしたもの。
  16等星まで写っていた。

  デネブ。2ビニング、ゲイン600、1/15sec。
  Registax でスタック。StallaImage でヒストグラム調整とシャープ処理。

Vixen スマホアダプターで試写 その12018年07月11日

Vixenのスマホアダプターが、スマホの保持アームがスマホの電源スイッチに当たってしまうということで、その対策を。第1案。

ちょうど工具箱に、何か用の固めのプラスチックの棒があったので、それにイスやテープルの足先に付ける傷つけ防止のクッションを切って付けてスペーサーにしてみました。


このスペーサーをアダプターのアームとの間に挟んでスマホを固定してみました。結果は、、、
アダプターへの取り付け時にスペーサーがよく転んで、取り付けるのに苦労しました(+_+;

そこでスペーサー用に、車内アクセサリー取付け用の両面テープを使って、スマホ本体に貼り付けることにしました。


でもこれだと、このスマホを天体撮影専用にするしかなくなり、観望会で他の人のスマホを使いのに不便です。なので、この案はペケ。

とりあえずスマホ本体をアダプターに付けることができたので、望遠鏡に取り付けて試写することに。

  ETX90を三脚に、上下左右微動装置と付けたところ。
  望遠鏡がグラグラ動いて安定せず、ダメでした (^^ゞ

  ETX90にLVアイピースを入れ、スマホアダプターを取り付ける

  アイピースのゴム部分を掴んだところ。
  ゴム部なので、ガッシリと固定はできなかった。

アイピースを付けずにスマホで撮影すると、広角レンズなので、こんな感じに写ります。
  黒い部分は、アイピース保持のアーム

望遠鏡に付けて、遠くの家の灯油タンクのラベルを撮影。
  デジタルズームで写野を広く

右が上。アイピース保持アームがゴムをつかんでいるため、どうしても斜めになってしまい、下側(左側)の輪郭がハッキリ写りません(ピンボケ)。アイピース保持の方法も再検討しないといけません。

夕方になると快晴となったので、そのまま天体撮影に挑むことにしました。



R200ss反射望遠鏡にスマホを取り付け。しかしスマホアダプターがアイピースをしっかりつかんでいないので、縦長の向きに。

  スマホで木星を撮影。上が北。木星の左下がカリスト、その左がエウロパ。
  露出オーバーにしたので、光軸ズレが分かります。
  ISO-6400、1/4秒。

  スマホのデジタルズームで拡大撮影。ISO-1600、1/8秒。
  左上が北。左からエウロパ、カリスト、木星、イオ。

  上と同視野で木星。ISO-1600、1/125秒。

  右上が北で土星。デジタルズーム。ISO-1600、1/30秒。

とりあえず、それなりに写っています。
課題は、スマホ本体のアダプターの取り付け方法と、光軸を合わせること。

Vixenのスマホアダプターが届いた2018年07月07日

以前、某天文台の自作スマホアダプターを参考に、段ボールでスマホアダプターを作りました。


これを実際の天体観望会に持ち込んだところ、スタッフからは「自作感 満載ですねぇ~」と、ちょっと冷やかし気味。やっぱ、見た目は大事だなぁ~と感じてました。

先日青森市の家電店へ行ったときにVixenのスマホアダプターの実物があったので手に取ることができました。といっても開封はしなかったので、実物の大きさと重さを確認しただけでしたが。
帰宅後にAmazonで少し安目に変えるとのことだったので、ポチッとな。
そのアダプターが届きました。なので、開封の儀。

  Vixen スマホアダプターの箱、アダプター本体、落下でガラスが割れたスマホ (^^;

  重さは180g。作りがガッシリしている分、スマホより重いです。

  スマホにアダプターを取り付けた様子。カメラレンズ側から。

  このスマホのカメラ、手ぶれ補正機能付きなので、レンズが出っ張っている。
  そのため、スマホ本体がアダプターから浮いてしまう。

  スマホアダプターにはそういう時のためにスペーサーが付属。

  スペーサーを貼り付けたところ。

  スペーサーを貼り付けたところを上から見る。スマホ本体が持ち上げられている。

ところで、スマホをアダプターに付けてレンズ用窓にカメラレンズを合わせると、なんと、スマホを保持するアームがスマホの電源ボタンに当たってしまうことが判明!


アームの位置は変更ができないので、このままでは使えません(+_+) アームがボタンに当たらずにスマホを固定できるような工夫が必要です。
ということで、撮影デビューは後日。