スカイウォッチャー DOB、昨夜の収穫2020年02月21日

昨夜は久しぶりに星夜に恵まれたので、いつもの、岩手県北部の太平洋岸にある公園へ出かけました。スカイウォッチャー DOB 12 WiFi の初遠征で、日没後から21時頃まで操作し、いろんな天体を電視観望(&撮影)することができました。その際、DOB の課題も確認できました。

まずは収穫から。
共通データ:望遠鏡 D=300mm、fl=1500mm、(F=5)、カメラ ASI183MC、Bining=4

18:50 オリオン大星雲 (Gain=350、1sec、sec、8secを加算平均コンポジット)

19:20 おうし座かに星雲 (Gain=350、4sec×15フレーム)
  Live Stack の画像保存。
  天頂に近いのでフレームが回転し、斜めになっているのが分る。

19:28 ふたご座M35 (Gain=400、15sec)
  fl=1500mmだと、星がたくさんあるだけの つまらない画像になった。

19:40 ふたご座NGC2392 (Gain=400、8sec×5フレーム)
  エスキモー星雲とのことだが、もっと拡大しないと模様が見えないみたい。

19:45 いっかくじゅう座 NGC2244 (Gain=400、15sec)
  バラ星雲の中央にある散開星団。左側がうっすら赤い。PNG 1枚モノ。

19:50 いっかくじゅう座 NGC2261 (Gain=350、15sec)
  ハッブルの変光星雲

20:00 やまねこ座 NGC2419 (Gain=400、15sec) 
 ※初
  ふたご座頭に近い、やまねこ座の球状星団(C-25)
  星が密集しているので、ガイドがズレると星団の星が消えてしまう。

20:05 かに座 M67 (Gain=400、8sec×5フレーム)
  かに座のこぢんまりした かわいい散開星団だけど、拡大するとイマイチ

20:08 かに座 NGC2775 (Gain=450、8sec×8フレーム) 
 ※初
  うみへび座の頭に近い銀河(C-48) 右側(下側)に謎の光が入り込んでいる

20:18 おおぐま座 M81 (Gain=400、8sec×4、15sec×6、コンポジット)

20:24 おおぐま座M82 (Gain=400、8sec×9)

これまでの fl=800mm反射望遠鏡でも隣り合わせがギリギリでしたが、fl=1500mm となると、銀河それぞれになってしまいます。位置関係を Guide の星図に重ねてみました。


20:40 きりん座 NGC2403 (Gain=400、15sec)
 ※初
  おおぐま座の顔の近くにある きりん座の銀河(C-7)

20:50 おおぐま座 M108 (Gain=400、15sec×5)
  PC画面で、銀河の複雑な模様が見られるとうれしい!

20:59 おおぐま座 M97 (Gain=350、15sec×5)

おおぐま座での電視観望で、薄雲があるワケでも無い(たぶん)のに、画面がやけに明るくなってきた。

  M108 と M97 のオリジナル画像

CMOSカメラに何か異常でも? 時計も21時を回ったので、終了することに。

さて、このようにスカイウォッチャー DOB GOTO の自動導入機能を使うことで、それぞれの天体を5~10分で次々と導入し、観望&撮影することができ、2時間少しの間に14個もの天体を、しかも3個は初の天体を見ることができました。自動導入、スゴイ!

と書きつつも、実は問題がありました。

1つは、自動導入の精度がすこぶる悪い、ということです。

アライメントは「1スターアライメント」でした。対象星は金星とシリウス。その状態で天体を導入させると、ファインダーの中央から視野半径の半分ほどズレた位置になってしまいます。そのほとんどが横方向? スカイウォッチャーの導入精度はこんなに悪いのでしょうか?
昔、ミードのETX-90 (fl=1250mm)を使った時は、導入精度はフツーに良く、20mmアイピース(60倍ほど)でガイドツアー機能を使ってどんどん天体を見ることができました。
しかし、スカイウォッチャーの精度では、20mmアイピース(75倍)で、視野の2~3倍ほどズレた位置になってしまい、今回は見知った天体しか見ることができませんでした。

2つめは、WiFi 電波が出ていないこと。

スカイウォッチャー DOB GOTO WiFi は、その名の通り、WiFi 電波を飛ばして、専用アプリを入れたスマホで操作や天体導入ができます。自宅でこの機能を試したときは、アプリの使い勝手に問題がありました(これについては後日)、WiFi 接続で望遠鏡の操作や天体導入ができました。ところが、この晩は、WiFi 電波がそもそも出ていません! スマホの「WiFi アナライザ」という、電波状況を確認できるアプリで確認しても、電波が全く出ていません。早速 壊れた? それとも、気温が低いと出ない? 確かにこの夜の使用環境は氷点前後の気温。

この2つの問題については、購入した代理店に問い合わせをし、返答待ちです。

コメント

_ goto debu ― 2020年03月13日 00時32分51秒

こんばんは
DOB12で天体撮影をしておりますgotodebuと申します

CMOSでのスタックよさそうですね。
導入精度については当方のDOB12jは
ブライトスターアライメント(ツースター)で20mmアイピースで
あれば視野内には入ってきますよ。(ど真ん中とはいきませんが)
特に特別なことはしてませんが、水平出しは水準器で、
方位はIPHONを載せて、アプリの方位磁石で北を出してます。
あと経緯、緯度、標高もアプリの方位磁石を見て入力してます。


こちらは6Dで撮影していますが、
いろいろと悪戦苦闘しております。

経緯台でもライブスタックできるんですね。
実はASI294MCを発注中ですがコロナの影響で
ずっと入荷待ち状態です。

よろしければいろいろと情報交換させていただければと
思っています。

_ KODA ― 2020年03月15日 08時38分09秒

goto debuさま、コメントありがとうございます。
同じDOB12をお使いなのですね。ググっても使用事例がなかなか見つからないでの、同じ機種をお使いの方からのコメントはありがたく、うれしいです。

ブログは時系列で書いてますので、公開が数日遅れになってますが、サポートを経由して問い合わせたところ、惑星を使ったアライメントは精度が悪いとのことでした。そこで恒星だけでアライメントを行ったところ、精度が良くなりました! まして、離れた2星なら、なお良くなりますね。

少ないネット記事でも書かれてましたが、DOG GOTOの導入精度には、なんと言っても、水平設置と”北”を正しく、ですね。これだけは毎回キチンと行っています。”北”合わせに方位磁針を購入しましたが、架台内の金属に反応して、なかなか合いません。スマホの方位アプリの方が便利ですね。

天体撮影は、デジカメ撮影もやりたいと思ってますが、まずはCMOSカメラでやってます。電視観望用なので、1フレームが数秒の露出なので、経緯台でも十分OKですね。

今後ともよろしくお願いいたします。

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