アニメ『宇宙よりも遠い場所』2018年05月06日

Facebookで友人がよくタイムラインに載せていたアニメ。


タイトルが気になるものの、女子校生モノだったので確認していなかったのですが、青森県のTVでも深夜に放送になったので録画して見てみたら・・・

こりゃ、とんでもなく、おもしろい!(^o^)


最初の頃のあらすじは・・・

南極に行きたい女子校生、いつもと違う何かをやりたい女子校生、知らないどこかへ行きたい女子校生、TVの番組として南極観測隊と同行取材することになった友達の居ない女子校生の4人が、それぞれの思いに揺れながら、南極観測隊と一緒に昭和基地で行く、という物語。

ストーリーも良いし、アニメ制作もCGがマッチした、とても良い作品。
あまりに良い作品なので、どんな人が原作かなと思って調べても、原作者は”よりもい”というペンネーム。これは『南極よりも遠い場所』の中のひらがなを取り出したもの。
どうやら、アニメの製作委員会で作り出したみたい。

タイトルは、宇宙飛行士の毛利衛さんが2007年に昭和基地に招待されたときに、「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠いですね。」と離したことに由来するそうです。確かに遠いです。

以前、あるTV番組で、「宇宙まではどれほど遠いのか」を表すために、渡部潤一さんが新幹線に乗って東海道線を下って説明する、というものがありました。
で、渡部さんは、スペースシャトルの飛行高度だった200kmほど東京から離れた熱海で温泉に入って一息つく、というものでした。

そうなんですね。流星は高度100kmほど、スペースシャトルは200kmほど、宇宙ステーションは400km。しかし南極までの距離は直線でも5000km。確かに、こりゃ遠いわぁ~!

おおぐま座伝説2018年05月07日

某MLへの投稿ネタとして調べ直した「おおぐま座ミステリー」がその後も気になってネットを調べていたところ、アラスカに伝わる熊の星座の物語を最初に掲載したであろう文献を見つけました。



アラスカの伝説では、熊にはNanukという名前があったんですね!




いやぁ~、Google Books のサービスはありがたいものです~!

Juno探査機の木星映像を再現2018年05月08日

Juno探査機が撮影した木星の画像データ。これは生データが一般に提供されて、愛好家がそれぞれに合成して様々なすばらしい画像を作り上げ、公開しているのだそうです。

その中で、木星本体に接近した時に撮影した、大赤斑と南極領域が見られる迫力ある画像が作られたことを知りました。(Sean Doran氏のツイッター


これを宇宙シミュレーションソフトで再現しようと思いましたが、問題は、木星に大接近して、巨大に見えるであろう木星を表示できるか、ということ。これはつまり、視野角を変更できるか、ということになります。

木星に大接近できる宇宙シミュレーションソフトとしては、以下のものがあります。
1.Stella Navigator
2.Mitaka
3.Celestia
4.Gaia Sky

Stella Navigatorの太陽系フライトモードは・・・ 使いにくい (^^ゞ 木星面に接近できない。

Mitakaは木星への超接近など操作は楽だけど、視野角が50°ほどで固定のまま。たぶんパラメーターファイルをいじることで変更できるでしょうが、操作中には変更できない。

  Mitakaで木星へ接近

Celestiaも、操作は簡単。しかし、やはり視野角を変更できない。

  Celestiaで木星へ接近

最後の候補のGaia Skyを使ってみました。Gaia Skyでは視野角を変更することができました!

  Gaia Skyで木星へ接近。視野角45°

  Gaia Skyで木星へ接近。視野角90°

ホント、Gaia Skyはすごいソフトです!
それにしても、超接近した木星の迫力のスゴイこと!!

2019年の小惑星による恒星食の予報2018年05月11日

もう来年、2019年の、小惑星による恒星食の予報が発表されました。
  Edwin Goffin氏の予報サイト
   http://bedekkingen.vvs.be/predictions/asteroids2019

えんぺい観測グループの早水さんが、この中から、日本で見られる現象を抽出。

  (clickで拡大)

この中で、11月14日の (119)Althaeaによる γTau(3.8等)の食は、肉眼で観測できます!
経路が東日本~西日本南岸だけというのが残念!


また、えんぺい観測グループでは広瀬さんがもっと詳しい(暗い恒星も含めた)予報を公開しました。

3ページのpdfファイルにびっしりと詰め込まれた予報データの数々。
こういうノを見ると、私はワクワクします (^-^)

Guide で Gaia DR2 を表示2018年05月12日

星図ソフト Guide のユーザーML(英語)で興味深い情報が提供されました。
Gaia宇宙望遠鏡の観測した恒星カタログの2ndリリースデータ(Gaia DR2)をGuideで表示させるというのです!

この方法は、別の星図ソフト Cartes du Ciel (フランス語で ”天の地図”)が拡張機能としている、今表示しているエリアの恒星カタログデータをVisarというサイトからダウンロードして表示する、というものでした。

  Cartes du Ciel のスクリーンショット(M13 with GAIA DR1)

Guideには元々、今表示しているエリアの DSS や A1.0 や B2.0 などのデータをダウンロードして表示させるという機能がありました。これらは既存のメニューにあるのですが、拡張機能として、ツールボタンの機能を書き替えることで実現できました。

この機能をGuideに追加して、起動!
ン? 恒星が増えた?

  Guide で M13 周辺を表示。恒星はUCAC3まで。

  Guide で M13 周辺を表示。恒星はUCAC3 + Gaia DR2

球状星団M13の周囲でダウンロード&表示させてみたのですが、M13の近くはデータ量が多かったのか表示できませんでした。

  M81銀河の周辺で Gaia DR2 を表示。
  M81銀河の恒星もカタログにあることが分る。

  おうし座γ周辺を何度もダウンロードして表示

どうも Guide で Gaia DR2 の恒星データが、今表示しているエリアとズレるようです。
後で気付いたのですが、Gaiaの恒星データの分点が2015年だったのでした。

とりあえず、すごい機能が使えるようにはなったのですが、私に必要かというと、う~~~ん (^^ゞ

Amazon Prime ビデオで COSMOS!2018年05月13日

月会費400円ほどで Amazon Prime 会員になってます。Prime会員の特権はいろいろありますが、私が一番使っているのは Primeビデオの視聴。追加料金のかかるビデオもありますが、Prime会員特典で無料で観られるものもたくさん。

その特典ビデオにこのたび、『COSMOS:時空と宇宙』が登録され、観ることができるようになりました!


私の天文人生に大きな影響を与えた、カール・セーガンの『COSMOS』の続編として2014年に公開されたTV番組で、都市圏ではTVで放送されたのですが、こちらでは放送ならず。レンタルビデオ店の棚に並ぶことも無く、観る機会が無し・・・ ついにその機会 来訪!!

  カール・セーガンの『COSMOS』冒頭

  ニール・タイソンの『COSMOS』の冒頭

司会であるアメリカの天体物理学者ニール・ドグラース・タイソンは、若い頃にカール・セーガンと会い、強い影響を受けて、自身も天文学者になったのだと言います。

予算の都合か、想像の宇宙船などのCGや、人物の物語のアニメシーンの時間が長いですが、それはそれとして面白いです。

番組中で何度もカール・セーガンの『COSMOS』のことが触れられるので、初めて見る人は、まずセーガン版を観てからの方が良いでしょう。新しくなった宇宙カレンダーの理解のためにも。

話数  サブタイトル        原題
 1  銀河に立つ         Standing Up in the Milky Way
 2  生命の流れ         Some of the Things That Molecules Do
 3  知識の栄光         When Knowledge Conquered Fear
 4  空に溢れる幻想の世界  A Sky Full of Ghosts
 5  光と影             Hiding in the Light
 6  より深い世界へ       Deeper, Deeper, Deeper Still
 7  クリーンルーム       The Clean Room
 8  太陽の姉妹         Sisters of the Sun
 9  地球という世界       The Lost Worlds of Planet Earth
10  電気に魅せられた少年  The Electric Boy
11  永遠の命           The Immortals
12  解き放たれた世界     The World Set Free
13  未知を楽しむ         Unafraid of the Dark

400mm望遠レンズで撮影2018年05月14日

今夜は久しぶりに晴れたので、自宅で400mm望遠レンズを使って撮影してみることにしました。

  Nikode Df、400mm、F=3.5→8、ISO-3200、60sec×4枚 平均加算

かに座のプレセペ星団を四角形と一緒に撮れるので、ちょうど良い構図です。(も少し広い方がイイ?)。フィルム時代のレンズなので、紫色のにじみがスゴイです(+_+;

  Nikode Df、400mm、F=3.5→8、ISO-3200、120sec×4枚 平均加算

しし座の後ろ足のところにあるトリプル銀河。これもθ Leoと一緒に入って、位置関係が分かりやすい構図です。

ただこのレンズ、三脚にレンズ胴体で載せる構造はイイのですが、回転できる仕組みなので、ガイド中にいろいろズレてしまいます。要検討。

スマホ撮影アダプターを製作2018年05月19日

今日は、三沢航空科学館の天体観望会予定の日。しかしあいにくの曇天。なので明日に延期。明日は晴れる予報なので、観望会は開催されることでしょう。

最近の観望会というと、スマホのカメラで月などを記念撮影! しかしスマホのカメラレンズをアイピースに合せるのが難しく、撮影はなかなか難しいです。アダプターが欲しいところ。そういうアダプター、売ってはいるけど、決して安い品ではないです(5k円~10k円)。なので、以前、ひろのまきばの天文台へ行ったときに見た手作りアダプターのようなものを作ることにしました。

ひろのまきばの天文台のアダプターは、天頂プリズムを使ってアイピースが上を向くようにして、その面に板状のアダプターを載せ、その上にスマホを置いて撮影するというもの。その発想でアダプターをイメージし、ETX90に段ボール工作でアダピターを作成。スマホを載せる部分には滑り止めマットを。



このアダプターにスマホを載せて、少し遠くにある灯油タンクのラベルを撮影したもの。


試写はなかなか Good です。明日の観望会が楽しみです。


追記:
翌20日に開催された天体観望会で、このアダプターを使って月を撮影してみました。


カメラレンズを光軸に合せやすくなって、比較的簡単に撮影できました \(^o^)/

DD-3コントローラー改造2018年05月20日

今日の三沢航空科学館の天体観望会では、20cm反射の他に、月の撮影用にETX90も出陣の予定。なので赤道儀も2つ必要になります。
赤道儀はあります。しかしDD-3コントローラー用電池BOXは1つしかありません。
カーバッテリーを使う手もあるのですが、望遠鏡2セットと一緒にバッテリーを持ち歩くのはたいへん。
ということで、DD-3コントローラーの電池BOXを準備することにしました。

DD-2コントローラーの電源端子はよくある市販品だったのですが、DD-3の端子は特殊。なので今さら購入することもままならず、コントローラーに電源ラインを組み込むことにしました。

まず、DD-2用電池BOXのケーブルのプラス/マイナスの変更。
以前のVixenの電源ラインは一般のものと逆で、端子の外がプラス、中がマイナス。ケーブルも、白がマイナス側。それが、DD-3では一般のものと同じになったので、電池BOXのケーブルを交換。

  DD-2電池BOX、改造前。白がマイナス側になっている。

  DD-3コントローラーに電源ケーブルを通す穴を開ける

  穴から電源ケーブルを通す

  基板背面の電源部にケーブルを半田付け

この改造で、DD-3コントローラー2つを電池で使うことができるようになりました。

今年度も三沢で天体観望会2018年05月21日

今年は、何となく、観望会が晴れに恵まれるような気がする・・・

そんな気持ちを抱きながら、5月19日予定で20日に開催となった、三沢航空科学館の天体観望会。自作したスマホ用カメラアダプターを使えるようETX90とR200ssを使うべく、赤道儀2台などと一緒に車に積んで出陣。

  館のチラシに載っていた、星空観察会の募集

科学館に着くと、強風のために、ボランティアさんたちは望遠鏡を、風の影になる入り口前に望遠鏡をセッティング。月や、だんだん見えてきた木星を見ながらお客さんを待ちます。

いつもの通り、19時から館内の展示室で前説。星空案内人(準案内人)資格を持っている♪ 職員のMさん、作り込んだパワーポイントスライドを使って、楽しい解説。

  「地球と月はどれだけ離れているでしょう」

  「太陽は地球の何倍の大きさでしょう」

  「質問。コレだと思う人?」

  楽しい雰囲気に、大人たちも子ども達も、皆笑顔

これが本職と言いながらも、さすが解説が上手いです。

1時間の解説が終わると施設を出て、望遠鏡ではなく、広場まで移動して、先ほど解説した星空を案内。30名ほどのお客さんをたった一人で誘導・解説するのも、スゴイです。

星空案内の後は望遠鏡タイム。今日のメニューは月と木星。複数の望遠鏡でそれぞれに月の全体像、拡大像、木星などを見て歩きます。
私の20cmでは、口径が大きいので高倍率にして、覗く人にリモコンを渡して自分で月の位置を動かしてもらいました。子ども達にも大人達にも喜んでもらえました。