アンドロメダ銀河までの距離2017年10月31日

ネットニュースで
 「隣のアンドロメダ銀河まで光の速さでどれくらい?」
という記事を見つけました。(ハロー千葉


記事の内容は一般的なことなのでさておき。
(と書きつつも、「距離にして約9.5兆km。果てしない数ですね。」の「果てしない」の使い方が変!)

この記事の中で注目したのは、アンドロメダ銀河までの距離を約250万光年としていたこと。

Wikipedia によると、アンドロメダ銀河までの距離は 254 +/- 6万光年とされています。これは2000年以降の観測から導き出された距離だそうです。

ところが今でもあちこちで230万光年という値が使われ、語られています。その典拠は?

実は、日本での天文情報も典拠とすべき理科年表や天文年鑑には、今も230万光年と書かれています。理科年表では記載する数値が多くの分野で典拠として使われるため、新しい知見による値に変更するのにとても慎重だと聞きます。

理科年表の銀河のページにあるデータは、
  主に de Vaucouleurs らの Second Reference Catalogue of Bright Galaxies, 1976 から採り、
  距離は多数の文献を参考にしたそうです(理科年表1989年版トプックス参照)。
とのこと(理科年表 平成25年版)。

それにしても、21世紀に入ってだいぶ経つのに、今でも1976年や1989年のデータを記載しているって、どうなんだろう? 最新データへの更新作業が滞っているのかな?

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